
「外国人の友達を作りたい」と思っても、いざ行動に移すとなると「どこで出会えばいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
実は、日本に住む外国人は年々増えていて、身近なところで友達になるチャンスが広がっています。その代表的な場が 国際交流イベント と 地域の日本語教室 です。
この記事では、来日外国人と自然に友達になるための方法を、私自身の経験を交えながら紹介します。
1. 来日外国人が増えている今こそ、交流のチャンス
法務省のデータによると、日本に住む外国人は300万人を超え、都市部だけでなく地方都市にも多くの留学生や技能実習生が暮らしています。
つまり、私たちの生活圏内にも「外国人の友達になれる人」がすでにいるのです。
しかし、外国人側からすると「日本人と友達になりたいけど、きっかけがない」と感じている人も少なくありません。だからこそ、こちらから積極的に一歩を踏み出すことが大切なんです。
2. 国際交流イベントに参加してみよう
国際交流協会が主催するイベント
各自治体には「国際交流協会」という団体があり、季節ごとに交流イベントを開催しています。例えば:
- 世界の料理を楽しむ国際料理教室
- 外国人と日本人の交流パーティー
- 多文化フェスティバル
こうした場は「友達づくり」が目的の人も多く、会話が弾みやすい雰囲気があります。私自身、地元の国際交流協会が開いた料理イベントでベトナムの留学生と知り合い、今もSNSでやり取りを続けています。
大学や地域団体の国際交流企画
大学の国際交流サークルや、地域NPOが開催する「国際カフェ」もおすすめです。お茶を飲みながら自由に話せるスタイルなので、英語が苦手でも安心。気軽に参加でき、繰り返し顔を合わせるうちに仲良くなれます。
➡ 国際交流イベントは「外国人と友達になりたい」人が集まる場所。ハードルが低いのが魅力です。
3. 地域の日本語教室で外国人をサポート
もうひとつのおすすめが「地域の日本語教室」です。全国の市区町村では、ボランティア講師が日本語を教える場を設けています。
日本語教室の魅力
- 外国人が日本語を学ぶ目的は「生活を楽しみたい」「日本人と話したい」という気持ちが多い
- 継続的に顔を合わせるので、自然に信頼関係ができる
- 勉強の合間に日常の話題で盛り上がれる
私は日本語教室でサポートをした際、授業後に「この後みんなでランチに行こう」という流れになり、そこから友情が生まれました。
教えるより「一緒に学ぶ」スタンスで
「教えなきゃ」と身構える必要はありません。むしろ「一緒に練習しよう」という姿勢でOK。
例えば、外国人が「スーパーでよく聞く日本語が分からない」と言えば、一緒にフレーズを調べたり実演してみる。それだけで楽しい交流になります。

4. 初対面での会話のコツ
国際交流イベントや日本語教室で出会っても、最初の一言に悩みますよね。そんなときは:
- 「どこの国から来たの?」
- 「日本に来てどれくらい?」
- 「好きな日本の食べ物は?」
などの質問が鉄板です。相手も話しやすい話題なので、自然に会話が弾みます。
さらに、少しずつ 自分の好きなことをシェアする と仲良くなりやすいです。私の場合は自転車通勤や地元の祭りを紹介すると、相手から「行ってみたい!」と返ってきて、次の約束につながりました。
5. 外国語に不安があるときの準備法
「でも英語が話せないから不安…」という人も多いでしょう。そんなときは:
- 翻訳アプリを用意しておく
- 簡単な英語や相手の母国語の挨拶だけ覚える
- 事前にオンライン英会話で練習しておく
これだけで安心感が大きく違います。
私は初めて交流イベントに参加する前、ネイティブキャンプ で「自己紹介のフレーズ」や「趣味の話し方」を練習しました。本番でそのまま使えたので、かなり助かりました。回数無制限でレッスンできるので、直前でも練習できるのが魅力です。
まとめ|国際交流イベントや日本語教室で外国人の友達をつくろう
- 国際交流イベントは「友達を作りたい人」が集まる絶好の場
- 地域の日本語教室は継続的に交流できるので仲良くなりやすい
- 初対面では「出身国・滞在期間・好きな食べ物」を聞くのが鉄板
- 言葉に不安があるときは、翻訳アプリやオンライン英会話を活用
来日外国人は「日本人とつながりたい」と思っていることが多いので、勇気を出して声をかければ、きっと素敵な友達ができます。
まずは地元の国際交流協会や日本語教室をチェックして、週末に一歩踏み出してみませんか?